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2018.04.04

自分の学びを持ち帰れる社内行事って?共創する場づくり

勉強カフェでは毎年一回、直営とフランチャイズ運営の全店舗を終日閉店して「サンクスギビングデー」と称した社内行事を開催しています。

全社一斉に開催する会社が増えてきた「社内行事」に、どんなイメージを持っていますか?

全員スーツで社長の挨拶を聞いて優秀な社員が表彰されるような、おごそかな雰囲気のもの。大人数が集まってわいわい飲み会をする、にぎやかなもの。

さまざまなタイプの社内行事がある中で、勉強カフェのサンクスギビングデーで今回意識したのは、参加する全員で一緒に場を創りあげる「共創」という考え方。

社員もアルバイトスタッフも一緒に学んで一緒に考え、ひとつのアイデアにまとめあげるワークショップを主軸に置いてみる、という勉強カフェ史上初の試みにより、場の温度がぐぐっと上がって盛り上がりました。

というわけで、今回は全員で一緒につくりあげた社内行事の様子をお届けします!

考えたことをその場でシェアする学び

今年も首都圏と名古屋の12店舗を一日お休みし、3月9日に全スタジオから60名近いスタッフが大集合。今回は「王宮の魔法学校」をお借りし、マジカルな雰囲気を楽しみました。

今回は「ラーニングバー」と呼ばれる「大人のための学びの場」 にチャレンジ。

「学び」というと堅いイメージを持たれがちですが、お酒と料理を楽しみながら講演を聞き、単に聞いただけで終わらせずにその場で対話をして学びを深めるスタイルです。一方向のセミナーと違って双方向的で、なおかつ同じ場に参加していたひとと関係がぐっと深まるのが、この「ラーニングバー」の特徴。

というわけで、前半は弊社代表から「大人の学び」についての考え方に耳を傾け、その話を受けて考えたことを少人数でシェアしました。

まじめな話だけでなく、人生をRPGに例える場面も。

勉強カフェ創業者の考えを直接聞き、考えたことをその場でアウトプットすることで、大学生のスタッフにとっても「大人の学び」への理解が深まり、身近になったようです。

一緒に考え、意見を交わす学び

そのあとは、後半のワークショップへ。「これからの理想の学び場」を考えてチーム内で意見を交わし、アイデアをまとめあげていきます。

じつは、同じチームになったスタッフのほとんどが互いに初対面。それでも全員が「自分にとって、どんな学び場が理想だろう?」と主体的に考え、意見をアウトプットしていました。

ワークショップの最初に呼びかけられた「一緒に場をつくっていきましょう!」という声と制限時間ゆえか、チームの結束が自然と強まります。

最後には、4チームそれぞれの「理想の学び場」を発表。同じお題からスタートしたはずが、各チームから全く異なるアイデアが次々飛び出しました。

働く大人にとって重要な「癒し」から、映画『ローマの休日』をモチーフにしたアイデアまで。

学生の発想のゆたかさと社員の人生経験が組み合わさり、バラエティーゆたかな「大人の学び場」のアイデアの数々がうまれたひととき。

ほとんどのスタッフが「ラーニングバー」を初めて体験したことで、インプットだけでなく対話をとおした学びのおもしろさを実感した、という声が多く挙がりました。さらに後日、会員さまと「大人の学び場」について話してみた、というスタッフまで。一緒に場を創りあげ、学びを自分のものにしたからこそ、次の学びにつなげられたのでしょう。

以上、社内行事「サンクスギビングデー」の様子をお届けしました!

勉強カフェの各店舗では、一緒に働くアルバイトスタッフを複数の店舗で募集しています。学生から主婦まで幅広い年齢層のスタッフが、自分のライフスタイルに合わせて働いているのが特徴です。

はじめの一歩を踏み出すのにぴったりなこの季節、勉強カフェで新しいスタートを切ってみませんか。応募はこちらから!

大人の学び場をあなたと一緒につくれる日を、楽しみにしています。

<参照>
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文・写真/菊池百合子(@kikuchi410